ビールは太る?太らない? カロリーや糖質を炭水化物や他のお酒と比較

ビールは好きだけどカロリーや糖質が気になるという方は少なくないでしょう。しかしビールとご飯・パンのどちらがより多くのカロリーや糖質を含んでいるかご存知でしょうか。ワイン・日本酒・焼酎など他のお酒と比較した場合はどうでしょうか。この記事ではお酒や炭水化物に含まれる成分を比較しています。またエンプティカロリーの謎や太りにくいおつまみも紹介しています。ダイエット中の方でもビールやお酒の席と上手く付き合っていく方法がわかります。ぜひ日常の食事にお役立てください。

ビールに含まれる成分

早速ビールに含まれる成分を紹介しましょう。大手ビール会社の代表的な銘柄の成分はこちらです。

100m当たりの成分

  • アルコール: 5%
  • エネルギー: 42kcal
  • タンパク質: 0.2-0.4g
  • 脂質: 0g
  • 糖質: 3.0g
  • 食物繊維: 0-0.2g
  • 食塩相当量: 0-0.02g

100ml当たりのエネルギーが42kicalですから、350ml缶一本のカロリーは147kcalとなります。同様に含まれる糖質は10.5gです(ビールの銘柄によって成分量は異なります)。

ご飯やパンのカロリーはどのくらい?

ダイエット中の方は、主食となるご飯やパンと比べてビールの糖質が高いのか低いのかも気になることでしょう。それぞれの栄養素はこちらです。

ご飯1杯分の栄養素(150g)

  • エネルギー: 252kcal
  • 炭水化物(糖質): 55.7g
  • たんぱく質: 3.8g
  • 脂質: 0.5g
  • ビタミンB1: 0.03mg
  • カルシウム: 5mg
  • 鉄: 0.2mg
  • 亜鉛: 0.9mg
  • 食物繊維: 0.5g

(引用: JAグループ福島 「ご飯の栄養ってこんなにすごい!」)

続いて食パン1枚(6枚切り60g)の栄養素は次の通りです(一部割愛)。

  • エネルギー: 158kcal
  • 炭水化物(糖質): 28.02g
  • たんぱく質: 5.58g
  • 脂質: 2.64g
  • ビタミンB1: 0.04mg
  • カルシウム: 17.4mg
  • 鉄: 0.36mg
  • 亜鉛: 0.48mg
  • 食物繊維: 1.38g

(引用: カロリーSlism)

ビール・ご飯・パンの成分比較

ダイエットで特に気になるカロリーと糖質のみに絞ってビール・ご飯・食パンを比較するとこうなります。

  ビール一本(350ml) ご飯一杯(150g) 食パン一枚(60g)
カロリー(kcal) 147 252 158
糖質(g) 10.5 55.7 28.02

ビールは太るとよく言われますが、ご飯や食パンと比べるとカロリーも糖質も低いことがわかります。

その他のお酒の成分

次にビールと他のお酒を比較してみましょう。ワイン・日本酒・焼酎はビールと比べてカロリーや糖質は高いのでしょうか。

赤ワイン一杯(80g)の栄養素(一部割愛)

  • エネルギー: 58kcal
  • 炭水化物(糖質): 1.2g
  • たんぱく質: 0.16g
  • 脂質: 0g
  • ビタミンB2: 0.01mg
  • カルシウム: 5.6mg
  • 鉄: 0.32mg
  • 亜鉛: 0.48mg
  • 食物繊維: 1.38g

(引用: カロリーSlism)

2杯(160g)飲んだ場合も、カロリーは116kcal、糖質は2.4gですから、ビールよりも低めであることがわかります。

続いて日本酒1合(180g)の栄養素はこちらです(一部割愛)。

  • エネルギー: 196kcal
  • 炭水化物(糖質): 8.82g
  • たんぱく質: 0.72g
  • 脂質: 0g
  • ビタミンB6: 0.13mg
  • カルシウム: 5.4mg
  • 亜鉛: 0.18mg

(引用: カロリーSlism)

日本酒1合のカロリーはビールより若干多く、糖質は若干少ないようです。

最後に焼酎80ccの水割り一杯分の栄養素をご紹介します。

  • エネルギー: 117kcal
  • 炭水化物(糖質): 0g
  • たんぱく質: 0g
  • 脂質: 0g
  • ビタミンB1: 0mg
  • カルシウム: 0mg

(引用: あすけん 「焼酎水割りのカロリー計算」)

焼酎に含まれる糖質はなんと0です。

ビール・ワイン・日本酒・焼酎の成分比較

上記4種の1本/杯分のカロリーと糖質を比較してみましょう。

  ビール(350ml) ワイン(80g) 日本酒(180g) 焼酎(80cc)
カロリー(kcal) 147 58 196 117
糖質(g) 10.5 1.2 8.82 0

ビールは糖質の高さが気になるかもしれません。カロリーや糖質を考慮すると、ワインや焼酎のほうがダイエット中は向いているようです。

誤解されやすいエンプティカロリーとは

ビールのカロリーが高いといっても、お酒のカロリーはエンプティカロリーだから太らないと思った方はいませんか。お酒のカロリーはempty(和訳: 空の)であるため、カロリーがないと考えている人もいるようです。結論からいうとこれは誤解です。エンプティカロリーの正しい意味は、高カロリーだが栄養素が含まれていないということです。つまりエンプティと言われているのはカロリーではなく栄養素のことなのです。種類によって量は異なりますが、お酒にはカロリーがありますし、飲み過ぎれば当然太る原因となるでしょう。

太りたくないのならおつまみの選び方が重要

エンプティカロリーを誤解せず、アルコールの摂取量には気を配りたいものですが、ダイエット中もお酒と上手に付き合いたいのであればおつまみの選び方も重要です。「ビール腹」とよく言いますが、実はビールと一緒に食べるおつまみが太る原因になっていることが多いのです。お酒が入ることで食欲が増進され、つい食べ過ぎてしまったという経験をお持ちの方は多いでしょう。気になるおつまみの選び方ですが、納豆・チーズ・キムチ・漬物などの発酵食品がおすすめです。また、焼き鳥や焼き魚も太りにくいおつまみに挙げられます。反対に、フライドポテトや鶏のから揚げなどはカロリーも糖質も高いためダイエット中には不向きです。注意したいのは、お酒の席が終わった後です。〆にラーメンなどを食べてしまえば、炭水化物の過剰摂取は必須ですから、極力避けるようにしましょう。

まとめ

「ビール腹」という言葉が存在するように、ビールはなにかと太るイメージがもたれていますが、ビール一本のカロリーや糖質はご飯やパンほど高くありません。しかしお酒の中では高めであることから、ダイエット中の飲みすぎには特に注意したいところです。どうしてもビールを飲みたい場合には最初の一杯にとどめ、二杯目以降はワインや焼酎を飲むなどの工夫をしてみると良いでしょう。お酒の種類だけでなく、おつまみの選び方も重要です。発酵食品や焼き魚・焼き鳥など太りにくいものがおすすめです。ただしダイエットに関係なく、お酒と食事の量はほどほどにしてくださいね。

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