ギフト選びにも!ビールを種類から楽しむ方法

こだわって作られたクラフトビールはしっかりと味わって楽しみたいですね。贈りものとしてプレゼントをしたならば、特別感も出てお祝いや感謝の気持ちも伝わりやすいです。しかし、ビールにはどんな種類があるのか、どんな味があるのか、具体的には分かりませんよね。この記事では、ビールの種類について、色や味で解説をしていきます。ギフトにビールを選ぶとき、レストランで頼むときの参考にしてみてください。

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ビールの種類は100スタイル以上

ビールは何種類あるか知っていますか?実はその数、100種類以上。ビールは世界各国の醸造所で作られるため、どんどん種類も増えているのです。

ビールには100種類分の特徴があるわけですが、この特徴ごとに区別することを“スタイルに分類する”と言います。つまり、ビールの種類=スタイルです。このスタイルが分かれば、メニュー表でビールの名前を見たときも、どんな味か想像がつくようになります。

ビールの種類はラガーかエールか

スタイルを細かく見る前に大きなジャンル分けが必要です。それは酵母の種類で分ける方法です。“どんな酵母を使って作られたビールなのか?”が味を分ける大きな境目になっています。その酵母の種類は次の3つです。

  1. 上面発酵のエール
  2. 下面発酵のラガー
  3. 自然発酵のランビック

上面発酵のエール

「○○エール」というビールを目にしたことはありませんか?実はこのエールとは上面発酵させて作っていることを表していたのです。上面発酵とは発酵が進むと、酵母が表面に浮上してくることを指します。エールの特徴は次の通りです。

  • 20度前後で発酵=常温に近く比較的高温
  • 5日程度の短期間に発酵させる
  • フルーティーで、豊かな風味を持つ

下面発酵のラガー

日本で作られているビールのほとんどはラガービールです。上面発酵は酵母が浮いてくることを指しましたが、下面発酵はその逆で酵母が沈殿します。ラガービールの特徴は次の通りです。

  • 10度前後で発酵=低温
  • 10日程度の長期間で発酵させる
  • スッキリ、爽やかな味わい
  • 菌が繁殖しにくく、夏の腐敗も防ぐ

自然発酵

自然発酵とは、培養されていない酵母を使って発酵させることです。通常は人工的に培養させた酵母を使うのですが、自然発酵では空気中に浮遊している酵母を使って発酵させます。自然発酵ビールの特徴は次の通りです。

  • 発酵、熟成期間は酵母によって違う(2ヶ月程度や、1年以上など)
  • ベルギーで作られることが多い
  • ランビックという酸味が強いスタイルが有名

ビールの色で種類を分ける

ビールには黒や白、濃い目の色など種類もさまざまですよね。この色でビールのスタイルを分けていくこともできます。そもそも、なぜビールは色が違うのでしょうか。それは、使っている麦芽や焙煎の仕方、水によって色が変わるからです。麦芽の色が薄いものは、ビールの色も薄く、麦芽が黒っぽいものは黒に近いビールになります。使用する水も、軟水であればビールの色は薄く、硬水は色が濃くなる傾向があります。ビールの色合いは、次の3つに分類できます。

  • 淡色ビール

日本やアメリカで見られる黄金色のビールです。味はスッキリとマイルドな印象が特徴です。

  • 中等色ビール

焙煎を強めることで、風味を豊かにしたビールです。琥珀色のような少し濃い目の色が特徴です。

  • 濃色ビール

ブラック麦芽やチョコレート麦芽といった色の濃い麦芽と淡色麦芽を混ぜて作られます。

香ばしさが特徴のビールです。

日本で作られている淡色ビールは、やはり日本で飲まれている軟水を使うからこそ作られていると言えますね。エールとラガーのどちらにも、淡色、中等色、濃色がそれぞれあるので、どの組み合わせが好きか探してみるのもいいでしょう。

好みの味でビールの種類を選ぶ

発酵のさせ方や、麦芽、水といった材料でビールの種類は変わってきました。肝心なのはその味ですよね。エールとラガー別に見ていきましょう。

エール

  • ガツンとくる苦味が好きなら!IPA

近年、耳にすることも増えたのではないでしょうか。IPAとは、インディアペールエールの略称です。アルコール度数も高く、苦味やホップが多いことから個性的な味わいが楽しめます。ハンバーガーやピザなど、ガツンとくる料理にも引けを取らない風味です。

  • 香ばしさと甘味を楽しむなら!ペールエール

フルーティーな香りと、ホップのしっかりとした苦みが合わさったビールです。軟水が使われることで、この豊かな味わいが作られています。IPAを改良して飲みやすくしたと言われています。

  • 真っ黒で濃厚さを味わうなら!スタウト

スタウトの特徴は、アルコールの強さと濃厚さ、そして色の黒さです。まさに、どっしりとしたビールという印象。真っ黒になるまで焙煎した大麦を使っているため、苦味や香りも独特です。

  • 甘さにうっとりするなら!ヴァイツェン

フルーティーで甘い香り、そしてクリーミーな泡立ちが特徴のビールです。苦さや濃さが苦手な方でも、比較的飲みやすい味です。大麦ではなく、小麦麦芽を使用することで白さが際立っています。

ラガー

  • 爽快感と苦味を堪能するなら!ピルスナー

スッキリとした味わいが特徴のピルスナーは、日本で作られることの多いスタイルです。苦味もしっかりと味わえるので、まさに王道のビールという印象です。喉越しや決め細やかな泡立ちを楽しめるのもピルスナーの良いところです。

  • 軽やかな口当たりでスッキリするなら!アメリカンラガー

アメリカンラガーは、口当たりが軽やかで、癖も強くありません。苦味も少ないので、スッキリと飲むことができます。キンキンに冷やすとおいしいビールです。

  • 香ばしいのにさっぱり飲むなら!シュバルツ

麦芽の風味や香ばしさがしっかりと感じられる黒ビールと言えばシュバルツです。香ばしさはありますが、苦味は少なく、すっきりと飲めます。この軽やかさから喉越しも楽しめる黒ビールです。

クラフトビールの種類まとめ

ビールを選ぶとき、その色と、エール、ラガーがわかれば味を想像するヒントになります。自分で飲み比べをして、好きな系統を見つけてもいいですね。喉越しを楽しんだり、じっくりと苦味を味わったりと楽しみ方もさまざまです。贈り物や自分への楽しみとしてもクラフトビールを堪能してみてください。

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